Real Estate Agent Awards|全国の不動産業界の中で優れたプロセス・取組みを共有&表彰するイベント

Real Estate Agent Awardsは、日本一優れた業務プロセスを実施した不動産エージェント”を決定するコンテストです。

Real Estate Agent Awards とは?

Real Estate Agent Awardsは、日本一優れた業務プロセスを実施した不動産エージェント”を決定するコンテストです。当コンテストは日本全国の不動産業界従事者なら誰もが応募可能です。応募者から書類選考に通過したファイナリストがコンテストに出場し、プレゼン形式でグランプリの座を狙うコンテストとなっており、業務における「革新的な取り組み」と「成果」を評価します。また、数値では測れないような業務の担当者も参加対象です。審査は5つの評価基準(独自性、応用性、新規性、影響力、プレゼン力)で行なわれます。毎年様々な取り組みが発表され、盛り上がっています。

開催の背景

不動産業界は、業務の属人化やIT化の遅れ、就職希望先ランキングでは常時下位となるなどの様々な課題を抱えています。そこで、不動産会社に勤務する全国のスタッフからエントリーを募り、優れた取り組みを称えるコンテストを開催することによって、「個人の知恵を共有し「業界の知恵」に変えること」、「優れたプロセスを賞賛し不動産業界従事者の労働意欲を向上すること」、「業界全体の業務レベルを底上げすること」の3つの実現を目指したのが、「Real Estate Agent Awards -日本一決定戦-」です。クラスコでは3年前から、協力会社2社と共にこのイベントを運営しています。

2020年のReal Estate Agent Awards

新型コロナウイルスの影響で初のオンライン配信が実施され、総視聴人数は1300名にのぼりました。また今年度からタイトルを「REAA 不動産甲子園」とし、不動産に関するプロフェッショナルが集結する「甲子園」というコンセプトでイベントを開催いたしました。

REAA 不動産甲子園 受賞者

<第1位 賞品:賞金300,000円>
株式会社 日本エイジェント 東川 大輔
〜賃貸仲介の常識を打ち破れ!〜1.7倍の生産性を実現させたサテライトリーシング
新型コロナウィルスの影響で、百貨店に展開する仲介店舗が一時閉店を余儀なくされる中、東川さんは悩んだ末、入社1・2年目の若いスタッフに声をかけ、専門部隊「サテライトリーシングチーム」を立ち上げ、店舗へ誘導せずに非対面で仲介が可能なモデルを構築。オンラインでの内見や接客により反響から内見実施までのリードタイムを大幅に短縮し、スタッフ1人あたりの接客件数1.7倍を達成しました。さらに、オンライン特有の「共感力の欠如」による成約率の低下を補うべく、お客様の趣味嗜好を把握・データ化するシステムを構築し、店舗平均を上回る成約率を達成。超現場主義の東川さんだからこそたどり着いたお客様に寄り添うシステムが注目されました。

<第2位 賞品:賞金50,000円>
株式会社アートアベニュー 福原 秀穂
脱・属人化!入居審査におけるベテラン社員の「勘」を標準化へ
長年入居審査の決裁を一人で行なってきた福原さん。人事異動で他部署への移動が決まり、入居審査業務を後任に託す必要がありました。しかし、滞納督促や入居審査をしたことがないスタッフには、不良借家人を見分けるのは難しいのが現実。これを解決するために、入居審査時の数少ない判断材料である「入居申込書」「身分証明書」から、属性などと合わせて申込者の信用度を数値化することで、どんな新人でも、同水準の入居審査を行なえるようになりました。審査に携わる現場スタッフの声がリアルに反映された発表に、共感が集まりました。

<第3位 賞品:主催3社のご当地お土産詰め合わせセット>
株式会社アート不動産 荒木 剛
目指せ管理解約ゼロ!管理部門から生まれたコミュニケーションツール
アート不動産では、売買に伴う管理解約が増えていることが問題視されていました。そんな中生まれたアイデアが「投資家による査定サイト」。所有者が物件に関する情報を入力し、投資家が査定金額を提案することで売りたい方と買いたい方をマッチング。媒介に入ることで売買案件を獲得できるような仕組みを構築しました。小さなチームから、会社全体、そして関係グループへと協力の輪が広がり、2020年8月ついにサイト「Asset Bank」をリリース。新規管理獲得やオーナー信頼度のアップにも繋がった事例が称賛されました。

<協賛企業賞>

スマサテ賞/賞品:SodaStream
株式会社エスティケイ 清水 広夢
VR特化型!ジャストインタイム仲介システム
TOYOTA自動車で導入された「ジャストインタイム生産システム(必要な時に、必要なものを、必要な量だけ供給する)」にインスパイアされたという清水さん。新型コロナウィルスの影響もありVRを活用する必要性を感じたことから、「繁忙期に、必要なスキルを、必要なお客様にご提供する」という考えのもと、賃貸のニーズが集中する年に1度の大学入試の試験日に的を絞りました。この日にスムーズにVR内見を実施できるよう、新人スタッフとベテランスタッフそれぞれの長所を活かした人員配置になるよう工夫。また、接客スペースの配置を見直し、流れ作業で接客できるよう環境を整えたところ、成約数をアップさせることに成功されました。

賃貸革命賞/賞品:Google Nest Hub
株式会社オープンハウス 山口 靖博
賃貸業界にもメリット!不動産取引のオンライン説明を「徹底活用」
コロナ禍で対面ができず、顧客だけでなく関係取引先や提携先とのやり取りに遅延・滞留が発生する中、これはオンラインに切り替えるチャンスだと考えられた山口さん。不動産の販売契約時、事業主による立会説明をオンラインに切り替え、4月から1300本以上のオンライン説明を実施されました。現在、契約の8割がオンラインによるものとなり、結果として、社員や取引先の稼働時間が減少した中でも、在宅で戸建へのニーズが高まり問合せが増加。年間での推定削減時間は1万時間にも及びました。ひっ迫状態を上手く切り替え、業界誌にも取り上げられた注目施策となりました。

イベント詳細について

Real Estate Agent AwardsのWebサイトからイベントの詳細をご覧いただけます
https://www.reaa-chintaifes.com/

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