月イチ!SWITCH|全国の不動産会社の成功事例を毎月発信

「月イチ!SWITCH」は、全国の不動産業界の優れた成功事例を共有するWebセミナーです。

イベント概要・開催の背景

クラスココンサルファームでは、毎年11月に同社が提供する不動産会社向け業務改善ツール「TATSUJIN」の利用企業や導入を検討中の企業に向けて、不動産管理業務、リノベーション、リフォームに関わるテクノロジーを余すことなく公開する「TATSUJIN AWARDS SWITCH」を開催し、売上アップ、入居率アップ、オーナー成約率アップ、効率アップなどの成功ノウハウを表彰、共有しています。
2020年、新型コロナウイルスの感染拡大や働き方改革などの大きな変化が起きている中、全国の不動産会社でも集客減や売上減など問題が発生しています。TATSUJIN利用企業のネットワークの強みを活かしてこれを乗り越えられないかと考え、例年開催している「TATSUJIN AWARDS SWITCH」の定例開催版として当セミナーを配信することといたしました。

イベント内容

集客減・売上減が危ぶまれる中でも安定した売上を獲得するためのサブスクリプションビジネスモデルや、会社説明会などが軒並み中止でも優秀な人材を獲得するための採用活動、不動産会社の業務効率化を叶える「RPA」の活用方法など、不動産会社の事業成功のスイッチをONにする事例を全国から集め、幅広いノウハウをご紹介いたします。
成功している会社、結果を出している会社は必ず理由があります。その理由を全国各地の不動産会社の成功事例を深堀しながら、徹底的に解説していきます。全国累計5400店舗を超える不動産会社とのやりとりの中で見えてきた成功のポイントを約20分前後の動画にまとめ、メルマガとして毎週お届けいたします。

2021年1月の「月イチ!SWITCH」

今回のセミナーでは、前半にクラスコグループ常務取締役の清水秀晴より、「人材育成と組織マネジメント」の成功法則について、後半では、全国の不動産会社の人材育成・組織マネジメントの成功事例を、株式会社アート不動産(愛媛県松山市)、株式会社エスティケイ(山梨県甲府市)、エステート住宅産業株式会社(栃木県宇都宮市)のインタビュー形式でお届けしました。

昨今の人口減少社会で人材育成・採用が難しくなっている中、人材の育成や組織のマネジメントに、課題意識を持つ会社は多いです。しかし、「主体的な社員を育成し、生産性が高く、働きやすい職場」の仕組み作りは、そう簡単ではありません。そんな企業経営の一番の大きな柱となる課題、人材育成と組織マネジメントについて今回はフォーカスし、人材育成や組織マネジメントに必要な考え方・手法についてご紹介いたしました。

インタビューパートでは、『上司としてどのような考えを持っているかしっかりと伝えることで社員全体の信頼と結果に繋がった事例』や『社員自らがアイデアを発信するプレゼン大会を実施して、社員のアイデア・声をより拾っていく事例』など実体験に基づいた成功事例が紹介されました。

視聴者にアンケートをとったところ、「社員と同じ目線で会社を良くしていこうとされている姿勢に心を動かされました。」や「経営層が直接現場で問題を知り、マネージャーの報告の真偽を知ったうえでマネジメント能力を把握することが重要だと感じた。」と感想があり、人材育成と組織マネジメント戦略構築の必要性を強く感じた視聴者が多く見受けられました。

2020年12月の「月イチ!SWITCH」

今回のセミナーでは、前半にクラスコグループ代表の小村典弘より、「不動産業におけるサブスクモデル」をテーマにお話ししました。

サブスクリプションモデルを実施している企業は、過去8年間で平均378%の成長を遂げているということで、不動産会社でも顧客満足にフォーカスしたサブスクモデルを構築することは今後の企業経営においても非常に重要であるということをクラスコのサブスクリノベーション「リノッタプライム」や「暮らすコンシェルジュ」の事例を紹介しながら解説いたしました。

後半では、全国の不動産会社におけるサブスクリプション戦略成功事例といたしまして、株式会社YKGホールディングス様(岡山県倉敷市)、株式会社ハウシード様(静岡県富士市)のインタビューをお届けしました。インタビューでは、サブスク導入で原状回復・修繕がスピーディになり管理業務が向上した事例やサブスクを活用して業務効率化とストック収入を獲得した事例を実体験に基づいてお話をいただきました。

視聴いただいた方にアンケートをとったところ、「営繕、リノベのサブスクは構想していても実行できていないので改めて大切だと思いました。」というお声や、「サブスクモデルの構築には粘り強く取り組むことが必要であると強く実感しました。」というお声をいただき、オンライン開催であるものの不動産会社におけるサブスクリプション戦略の必要性を強く感じていただけた結果となりました。

2020年10月の「月イチ!SWITCH」

今回のセミナーでは、クラスコグループ代表の小村典弘より、「不動産会社のブランディング戦略」に焦点を当て、エリア認知度93%、マイナビ企業ページアクセス数石川県No.1、1人あたりの営業利益250%、自発的な業務改善が年間400件超といった、採用力や集客力の強化を叶えたクラスコのブランディング成功事例について、失敗談も交えながらお話しました。

不動産会社は全国に数多あり、他社との差別化がより必要になってくることから、これからの不動産業界で生き残っていくためには、不動産会社におけるブランディング戦略のストーリ・サービス・デザインの3つの土台を作り、これらを長期的にバージョンアップしていく必要があるというお話から始まりました。これら3つの土台作りの事例として、クラスコグループでは社名・ロゴ変更、店舗のリニューアル、ビジョン・ミッションの再策定、新サービスの開発・バージョンアップ、オウンドメディアの強化などを通じてブランディング戦略に取り組んだ結果、クラスコグループにおける1店舗あたりの集客を1.96倍に伸ばし、ブランディング戦略が成功したことをご紹介しました。

後半では、全国の不動産会社におけるブランディング戦略成功事例といたしまして、株式会社KACHIAL(東京都)、株式会社フロンティアホーム(東京都)のインタビューと質問形式の対談をお届けしました。インタビューでは、社名変更によって社員が一体となり様々なことにチャレンジできる会社づくりに結びついた事例やブランディングによって社内外から反響が殺到した事例を実体験に基づいてお話をいただきました。

視聴いただいた方にアンケートをとったところ、「ブランド構築は何となく必要くらいにしか考えていなかったが、絶対に必要なものだと考え方が変わりました。」というお声や、「ブランディングを行う際、トップダウンではなく従業員全体の参加型で行う必要があると強く感じました。」というお声をいただき、オンライン開催であるものの不動産会社におけるブランディング戦略の必要性を強く感じていただけた結果となりました。

2020年10月の「月イチ!SWITCH」

今回のセミナーでは、クラスコグループ代表の小村典弘より、「ナレッジ・マネジメント」に焦点を当て、社員一人ひとりの経験や知識を組織全体のものにして、社員のモチベーションをアップするための施策についてお話しました。

不動産管理会社では業務が多岐に渡り、経験に依存した属人的な組織に陥りやすいという問題があります。これを解決するために、社員の知識やノウハウを言語化・図式化・動画化などで蓄積し、会社の資産(ナレッジ)として、だれでもアクセスができるような仕組みを整える必要があります。この事例として、クラスコではeラーニングシステム「きょういくん」やWebマニュアル「ちんたいちょう」を活用し、社員の知識をすべてシステムに格納することで、社員教育にかかるコストの削減とともに、社員のレベルを向上しクレームを減少させたという取り組みをご紹介しました。また、社員が1年間の業務改善の取り組みを発表するプレゼン大会「クラデミーアワード」により、ナレッジを言語化し、称賛する仕組みも整えたことで、生産性が250%、残業が50%、年間休日が140%、営業利益が3.6億円に改善されたという成果をご紹介しました。

セミナーの後半では、全国の成功事例として、株式会社秋田住宅流通センター(本社:秋田県秋田市)と、穴吹興産株式会社(香川県高松市)、緑都開発株式会社(山口県下関市)のノウハウの言語化やマニュアル化、社員プレゼン大会実施の実施内容をトークセッション方式で紹介しました。社内イベントによる知識共有とともに、マニュアルの充実やトラブル対応についての対応・再発防止のためのディスカッションを実施するといった取り組みにより、社員のレベルアップや効率化、モチベーションアップ、採用時のアピールポイントになるという効果が表れているという事例が挙げられました。

また、セミナー参加者の実態を調査したところ、ナレッジ・マネジメントという言葉を聞いたことがあると答えた方はちょうど半数の50%、ナレッジ・マネジメントのための施策を行なっていると答えた方は全体の43%でした。実施内容として、業務マニュアルを作成しているという回答が62%、次いでIT化による属人化にならない仕組みづくり、eラーニングによる社員教育がそれぞれ48%、研修やセミナースライド・動画を保管しているという回答が38%、研修・勉強会のオンライン化が33%に及びました。事例で紹介された知識共有のためのイベントを実施しているという回答は10%に留まりましたが、セミナー開催後のアンケートではイベント開催の重要性を感じたという声が多く寄せられました。

2020年8月の「月イチ!SWITCH」

今回のセミナーでは、クラスコグループ代表の小村典弘より、「Googleクチコミ」に焦点を当て、クチコミを良いイメージにするための施策についてお話しました。Googleマップの店舗情報やクチコミはGoogleで検索した際に上部に表示されることから、クチコミへの対策は重要であると説明し、顧客へのクチコミ投稿の声掛けや、届いたクチコミすべてに返信をすることなどの施策を行なうことで良いクチコミが増えたというクラスコでの成功事例を紹介しました。
また、全国の不動産会社184社の実態を独自に調査したところ、Googleクチコミ数が20件未満の会社が75.8%、星が3未満の会社が65.7%に上ったことから、クチコミ数が少なかったり、星の数も少ない会社が多いことがわかりました。セミナー中に参加者へクチコミ対策の実施状況アンケートを行なったところ、59%が「対策を実施している」と回答し、半数以上がクチコミの重要性を理解し、すでに施策を実施していました。

セミナーの後半では、全国の成功事例として、株式会社ブルーボックス(愛知県稲沢市)と、株式会社日本エイジェント(愛媛県松山市)の取り組みを紹介しました。自社Webサイトの情報を充実させつつ、クチコミにも必ず返信をしたり、サービス向上やお客様へのクチコミ投稿の声かけを積極的に行なうことで、良いクチコミが集まり、集客の向上につながっているという事例に加え、クチコミの数字がよくなることで社員のモチベーションも向上し、良いサイクルが生まれているという現状も紹介されました。

月イチ!SWITCHの配信情報について

月イチ!SWITCHの紹介ページから配信情報をご覧いただけます
https://www.crasco-consul.com/monthly-switch

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